【大貧乏】中国の大学生1ヶ月当たりの平均生活費1212元、3割が足りないと嘆き
またも新学期を迎え、中国の大学生たちの「新学期経済」が再び盛り上がりを見せている。ここ数年、オンライン消費、キャンパス速達、キャンパスローンといった大学生たちの消費生活に関する現象や行為が社会的な注目を集め続けている。そんな大学生たちの平均消費レベルや財テク手段について、先ごろ第三者教育データコンサルティング調査機関・麦可思(MyCOS)が中国人大学生の消費活動を対象とした調査報告書を公表した。中国新聞網が伝えた。
--1ヶ月あたりの平均消費額は1212元(約2万200円)、男子学生は交際費に、女子学生は嗜好品に
大学生の生活費の用途については、男子学生は順に交際費や娯楽費、食費以外の嗜好品購入費、外見を整えるための服飾費だった。一方女子学生は、食費以外の嗜好品購入費、服飾費、交際費や娯楽費の順だった。また男子学生が通信費やインターネットに消費する割合(31%)とデジタル電子製品に消費する割合(16%)は、女子学生よりもそれぞれ7ポイントと11ポイント高かった一方で、外見を整えるために消費する割合(38%)は女子学生にくらべ24ポイント低かった。
大学生の生活費に対する満足度は?
--3割を超える学生が足りないと嘆き
調査結果によると、回答した学生のうち、41%の学生が生活費は日常的なニーズを十分に満たしており、余裕があると回答している一方で、3割を超える学生が足りないと嘆く結果となった。そして24%の学生は生活費が時々足りないとし、8%の学生に至ってはしょっちゅう足りないとしている。
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